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白内障について

白内障という病気自体は、症状が進行しても手遅れということはありません。ただし、他の病気と症状が似ていたり、他の病気と併発している場合もありますので、症状が気になったら眼科を受診しましょう。白内障の治療は、病状の進行段階によって異なります。

1)普段の生活に支障がない場合

視力の低下や目のかすみが日常生活に支障がない初期の段階では、経過観察や点眼治療が基本です。ただし、薬を使用しても混濁した水晶体が透明に戻るわけではなく、あくまで白内障の進行を抑えることが目的です。

2 )仕事や生活に支障がある場合

白内障が進行してきて、仕事や運転など日常生活に支障がみられる場合には、手術治療が行われます。手術では、濁った水晶体を超音波で粉砕して取り除き、その代わりに人工水晶体である眼内レンズを挿入します。白内障の手術は、多くの患者さんが安心して受けることができる手術のひとつです。また、手術を受ければ、視力の回復が見込めます。ただし、白内障以外の病気の影響でかすみが改善しない場合や、乱視などの影響で、裸眼視力が不良なこともあります。手術後、人工的な眼内レンズについてはピント調節機能がないため、術後にメガネなどによる矯正が必要な場合があります。

当院では

各種検査によって、白内障の有無、程度を診断いたします。手術が必要な場合、当院では日帰り手術にて対応させていただきます。入院手術を御希望される方へは、入院対応可能な施設へ御紹介いたします。

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